健康ハック

人生を変えた視力矯正 ICL体験記② クリニックの選び方・手術の流れ

ICL体験記

40代からは効率的なカラダづくりを!

こんにちは、sayocafeです。

40代からの2つ目の人生を効率よくご機嫌に過ごすために、私たちアラフォー女性にとって日々のカラダメンテナンスはとても大事。

 

そしてそのカラダメンテナンスの一環として、私は昨年一念発起して、ICL(アイシーエル)という視力矯正手術を受け、0.06程度だった視力(視力検査の一番上が見えないレベル)が、裸眼で両目1.5になりました!

前回のブログでは 「ICLってなに?」「レーシックと何が違うの?」「ICLのメリット・デメリットは?」ということについて、ご紹介しました。

ICL体験記
人生を変えた視力矯正 ICL体験記① レーシックとの違いは?40代からはカラダが資本! こんにちは、sayocafeです。 40代以降いろんな身体のほころびが出てきている今日この頃、これか...

 

今回はその続きで、「どうやってクリニックを選んだか」「手術までと、手術後の流れ(スケジュール)」について、書いていきます。

 

ICL手術のクリニックの選び方

ICLやレーシックに興味はあっても、どうやって病院を選べばいいのか悩みますよね。

私の場合は、ホリエモンこと堀江貴文さんのレーシック体験記「めは大事」(HIU編集学部)を読み、ホリエモンの受診したクリニックに行き、まずは検査だけ受けてみました。

検査の結果、そこでレーシックでなくICLを勧められたのですが、ダンナに反対されたり、私もびびったりしていて、手術を決断するまでに1年ほど時間がかかってしまいました。

 

しかし私がもたもたしている1年間のうちに、最初に検査に行ったクリニックでICLの手術をするのを止めたというではありませんか。

sayocafe
sayocafe
なんとーーっ。

 

そのクリニックには、日本で数人しかいないICLのスペシャリスト(ICL手術ができるドクターを認定するインストラクターの資格を持っている先生)がいて、私はその先生にやってほしかったのです。

あきらめきれず、その先生、別の病院に移ったのかな?と調べたところ、今回私がお世話になったクリニック(サピアタワーアイクリニック東京)にヒットしたというわけです。

 

料金的にもっと安いクリニックはありましたが、私はそこが「ICLの専門クリニックである」という点と、執刀医の実績を重視して、そこで手術することを決めました。

 

病院選びって本当に難しいですよね。

その病院が合うか合わないか、また価値観や判断基準は、人によって違うので、口コミサイトを見ていても迷うばかり。

なので結局は、納得できるまで自分で調べて、実際に見て、聞いて、比較して決めるしかないのだと思います。

 

費用面も重要な検討事項ですし、クリニックの実績、口コミチェックはもちろん、実際の問い合わせの応対や、院内の様子(クレンリネス、先生、受付の方や他の患者さんの雰囲気、説明のわかりやすさ)など、自分で体験した上で、総合的に決めるのがよいと思います。

 

私の場合は、上記のとおりクリニックと執刀医の実績で決めました。

それからICLは、手術が終わっても定期的に検診を受ける必要があるので、通院のしやすさもクリニック選びの大事なポイントでした。

ホリエモンのレーシック体験記
これを読みました

↓ ↓

ICL手術前後の流れ(スケジュール)

ICL手術の前後にはいろんな制約があります。

ご自身の予定から逆算して手術日を決めましょう。

 

私が手術したクリニックでのスケジュールは以下のとおりでした。

これから手術を検討される方の参考になれば幸いです。

手術前

クリニックのサイトで検査希望日時を予約。

検査の3日前

3日前からソフトコンタクトレンズの装用禁止
(ハードレンズや連続装用のレンズの場合は、2週間中止。)

1回目の検査

検査当日もコンタクト使用不可
検査は3時間程度。
ICLができる状態か判断するためのいろんな検査をします。
視力検査、眼底、眼圧の診察。

その後、適用有無の結果が知らされ、カウンセラーから詳しい説明を受けます。

眼底検査でさした目薬のため、3、4時間ほど見えづらい状態に。
映画でも見て帰ろうと思っていたけど、目がかすんで無理でした。
車の運転もNGです。

 

なお、1回目の検査時点ではまだ、手術すると決めなくても大丈夫です。
やる!と決めたら2回目の検査(度数決定のための検査)を受けます。
まずは検査とカウンセリングだけ受けてじっくり考えるのもアリだと思います。

 

ただし、2回目の検査前にも3日間のコンタクト禁止期間があります。

再度3日間メガネ生活を送るのが嫌だった私は、その場で翌日の検査予約を入れました。

sayocafe
sayocafe
私はすでに1年間検討していたので即決しましたが、皆さんは納得いくまでしっかり考えて決めてくださいね。

ちなみに、1回目の検査時点で手術するって決めていても、検査は2回。
1日でまとめて、というのはダメみたいです。

2回目の検査

この日もコンタクト不可
前日にやったような検査を、もう一度念入りに行います。

自分の目に入れるICLの度数やサイズを決める検査なので、慎重に。
30分以上、右だ左だと視力検査をしました。

前日のように目がかすむ検査はありません。

 

その後、手術日の仮決定をして(レンズの在庫があれば日程はスムーズに決まります)、手術代の半分を前払い。
約30万円。

支払い後は、気が変わったりひよったりしてキャンセルしても、お金は戻ってきません

sayocafe
sayocafe
ふわーーっ。

クレジットカードは使えました。

 

そして、手術3日前からさす目薬をもらって終了です。

数日後、ICLレンズを入荷したとの連絡があり、無事に手術日が決定しました。

手術の3日前

感染症予防のための目薬を1日4回、3日間毎日さします。
コンタクトをしたままで点眼OK。

コンタクトの着用は前日までOKです。

 

いよいよコンタクトレンズ生活も終わりです!

手術当日

さあ、当日。

手術代の残金約40万円を支払い、ついに手術が始まります。

 

この日の私の日記です。

ついにICL手術をした!

まぶしくて、目を開きっぱなしで、水どばどば入れられて、まばたきできず異物入れられて・・・二度としたくない。

ずっと目が痛い。
今日はTV禁止。スマホも全然見えない。
GoogleMapも見えないし、初めてiPhoneの拡大鏡機能使った。

明日も検査だから今日はホテル泊だけど、ホテルとっといてよかった。
この状態で新宿駅なんて絶対無理…。

晩ごはんはホテルの近くのお店で食べようと思って歩いてみたけど、夜は外の光がぼやけて疲れた。

ごっつい保護用メガネかけて入ったお寿司屋さんでは、メニューがよく見えなかったけど、少し食べたら出てきた。

目薬を2時間ごとにささないといけない。夜の1時まで。
アップルウォッチが役に立つ。けど眠いー。

 

その日かかった時間は3時間程度でした。

手術自体は両目で20分もかかりません。
私が手術したクリニックのサイトでは、両目で約10分と書かれています。
でも体感としてはもっと長く感じました・・・。

手術以外の時間は、目薬をさしたり、休憩したり、術後検査をしたりしていました。

 

術後の検査では視力0.7程度しかなくて「あまり見えてないな・・・」と不安になったことを覚えています。

また、ずっと目に痛みがありました。

※手術の詳細はこちらをご覧ください。

ICL体験記
人生を変えた視力矯正 ICL体験記③ どんな手術?痛い?怖い?40代はカラダが資本! こんにちは、sayocafeです。 いつまでも自分のやりたいことをやれる人生であるためには、お金と時...

 

翌朝も検診があったので、念のため私は近くのホテルに一泊しました。

 

車の運転はできません。

目をぶつけないように保護メガネをかけますが、目がかすんでよく見えない状態なので、人混みや満員電車も極力避けたほうがよいです。

 

手術当日はTVやスマホも見られず、目の奥がずっと痛くてしんどかったです。

でも「明日起きたら、きれいに見えてびっくりしますよ」という先生の言葉を信じて、この日は終わりました。

手術後

翌日検診

術後の問題がないか、検診を受けました。

 

この日の日記です。

手術翌日。
朝起きたらクリアに見えるようになっていた。

検診の結果は問題なくきれいにレンズが入っているとのこと。

両目1.5に!!!

明るいところはまぶしく目が痛いけど、昨日の異物感、目の痛みはずいぶんひいた。

ただ手元を見ると焦点が合わずくらっとしてしまう。
これはもしかして老眼?!

電車内で動画を見てても頭が痛くなる。
昼寝したら少しマシに。

でも、起きたらコンタクトがしぱしぱせずにクリアに見えるの、本当にすばらしい!!

 

痛みというか、ずーんとした重さはまだありました。

でもそれ以上に、朝起きたら世界が明るくクリアで衝撃を受けました!!

sayocafe
sayocafe
忘れてたこのかんじ!
ハローワールド!

先生にも言われていたのに、やっぱり感動がすごかったです。

聞くとやるとじゃ大違いでした。

 

しかし慣れるまでに時間がかかるようで、焦点を遠くから近くに急に変えたり、明るいスマホディスプレイを見るときは、目が疲れました。

 

そして、この日から約3ヶ月間毎日、1日4回×3種類(途中で種類が変わったり、減ったりしました)の目薬ライフが始まります。

目薬は冷蔵保管のものもあって、出社時は少し困りましたが(会社の冷蔵庫に入れさせてもらいました)アフターケアは大事ですので、毎日きちんと点眼しました。

 

ちなみに、術後検診や目薬にかかる費用は0円です。

術後2日目

目はだいぶ落ち着いてきた。
今日からシャワーとメイクOK。
でもアイメイクはまだダメでつらい。

夜はフラのレッスンに行った。
1週間は運動NGだけど、まあゆるいし気分転換にと思って。
汗もかかず、目の負担も特に感じなかった。

帰りは雨。
運転が心配だったけど、思ったよりフレアはなかった。
というか、手術前の見え方がどんなんだったか忘れちゃったな。

手術前に先生に「ホールの穴が見えて気になる人もいる」とおどされたけど、それはまったくない。


でも手元がかすんで疲れる。
これは老眼か・・・?
焦点を合わせにくい。

 

術後しばらくは、いろんな生活制限があります。

  • 手術翌日仕事を休まなければなりません。
    デスクワークだと、翌々日から仕事が可能ですが、汗をかいたり重労働の方は3〜4日は休むように、と言われました。
    また、シャワーも、シャンプーも、メイクもできません。
  • 1週間:運動はできません。アイメイクもできません。
    目に汗や水分が入らないようにしなければなりません。
    洗顔も目をつぶって、水滴が入らないように気をつけます。
    万が一水滴が入ったら、目薬をさして洗い流します。
  • 1ヶ月:激しいスポーツや、水泳、サウナ、温泉、キャンプなど不特定多数が使用したり不衛生な水場は禁止です。
    また室外では、目を衝撃から守るための防護メガネ(花粉症対策用のゴーグルみたいなメガネ)をかけなければなりません。
    室内でも極力かけるように、とのことでした。
  • 2〜3ヶ月:毎日、目薬を数種類、数回ささなければなりません。
    私の場合は、1日に3種類×4回がデフォルトでした。

 

女性にとって、シャワーとメイク問題は重要ですし、旅行やスポーツイベントなどの予定も大事ですよね。

手術前の検査では、コンタクトレンズの装用制限期間もありますので、そのあたりを逆算しながら、検査日、手術日を決めると良いかと思います。

 

また手術後しばらくは、夜の車の運転は注意してください。

私はフレア(光の輪)がときどき見えました。
でも、これはそのうち慣れます。

術後3日目

夜の光が明るく見えるのと、手元のピントが合わないのと(まあ、姿勢が良くなるのは良いけど)ずっとスマホ見てると頭痛がするのと、目薬が大変な以外は、慣れた。

今もまだ夜コンタクトはずさなきゃ、と思う。

術後1週間検診

手術で切った傷口はきれいにふさがり、アイメイクOKになりました!

術後1ヶ月検診

このあたりから徐々にICL生活に慣れてきました。

目にレンズが入っているなーという違和感がなくなり、見え方にも慣れ、裸眼視力が良い状態が普通になってきます。

 

そして、この日から激しいスポーツもOKになります。

実はこの翌日に、キャニオニング(渓谷くだり)の予定があり、何か悪影響がないかドキドキでした。

でもきちんと目薬をさしてアフターケアをしていたので、キャニオニング後も目のトラブルは起こっていません。

むしろコンタクトやメガネより、快適な水遊びができました!

ICLでハードなアウトドアも快適!

 

術後2ヶ月検診

本来なら、1ヶ月の次は3ヶ月検診ですが、私は前回の検診で右目の眼圧が少し高かったようで、1ヶ月後の2ヶ月目の検診になりました。

結果、問題なし。ほっ。

術後半年検診

視力両目1.5。問題なし。

術後1年検診

両目1.5をキープ。
目もきれいな状態とのこと。

「老眼かも・・・」と相談してみましたが、症状的に軽かったので「次の2年検診で症状が進んでいたら、また考えましょう」ということに。

ちなみにその後、パソコン仕事ではブルーライトカットのメガネをかけるようにしたら、目の負担が減ったのか、少しラクになりました。

ICLをやって1年経った今、思うこと

手術後しばらくは、朝起きるたびにいちいち感動したり、夜寝るときにも「あ、コンタクトはずさなくていいんだ」とまた感動したりしていました。

一方で目に違和感があったり、目をぶつけないようにドキドキしながら暮らしたり、目薬が本当に大変だったり。

とまあ、いろいろ忙しかったのですが、1年経ったら、さすがに裸眼で目が良い状態が当たり前になりました。

 

私は思い切ってICLをやって、本当に良かったです。

 

ただ、ICLの手術費は高いですし、病気でもないのに目の手術をすることについて、受け入れがたい人もいると思うので、これは人それぞれ。

興味がある方の参考になれば、と思います。

 

私が言えることは、もしやろうと思っているなら、少しでも早いほうが良いよってことです。

40代を超えると、私のように老眼問題が出てくるので、もしやりたいなら少しでも早いうちにやることをオススメします。

一生分のコストパフォーマンスで言っても、若いうちからやっておけば、コンタクトレンズを使い続けるより、視力矯正手術を受けるほうがいいですしね。

 

ただし。

コンタクトレンズ代とICL手術代の費用比較だけで決めず、どうぞご自身でしっかりいろんな方向から検討して、決めてくださいね。

 

私がICLをした決め手は、QOL(クオリティー・オブ・ライフ)の向上でした。

sayocafe
sayocafe
朝起きてクリアに見える感じ、本当に感動ものです!

 

ICLとレーシックの違い、メリットとデメリット、ICL手術当日の詳細は別の記事に書きましたので、よければご覧ください。

 

私はICL専門クリニックのサピアタワーアイクリニック東京さんで手術を受けました。

他に検討したクリニックは、新宿近視クリニックさんと品川近視クリニックさんです。

 

ICL体験記
人生を変えた視力矯正 ICL体験記① レーシックとの違いは?40代からはカラダが資本! こんにちは、sayocafeです。 40代以降いろんな身体のほころびが出てきている今日この頃、これか...
ICL体験記
人生を変えた視力矯正 ICL体験記③ どんな手術?痛い?怖い?40代はカラダが資本! こんにちは、sayocafeです。 いつまでも自分のやりたいことをやれる人生であるためには、お金と時...

 

このブログが、皆さんのお役に立てればうれしいです!

 

sayocafe.

ブログランキングに参加しています。
下のボタンをクリックしてくださると、とても励みになります!

にほんブログ村 ライフスタイルブログ 40代の生き方へ
にほんブログ村

ABOUT ME
sayocafe
20年間の会社員人生を卒業後、2つ目の人生を探す40代専業主婦です。 社会派ブロガーちきりんさんの「2つ目の人生を40代からはじめよう」というコンセプトに共感するアラフォー女性に向けて、人生後半戦の楽しみ方を発信します。