40代からはカラダに良いものを使いたい!
こんにちは。
40代に突入して、いたるところに身体の不調が出てきたsayocafeです。
これからの人生後半戦、少しでも機嫌よく快適に過ごしたい!
そのためにはお金も時間も大事だけど、それ以上に健康第一!を実感する今日この頃です。
さてそんな中、新しい働き方の定番となった、自宅でのテレワーク。
通勤、会社の飲み会、なんとなくの残業に費やしてきたこれまでの時間を、まるごと自分のために有効活用して、40代からでも新しい生き方、働き方にチャレンジしやすくなったのは、とても喜ばしいことですよね。
ところでそのテレワーク、自宅で仕事する環境がばっちり整っている人は、どれくらいいらっしゃいますか?
急きょテレワークをすることになった方は、ダイニングのテーブルセットや子供部屋の机を使ったり、床にあぐらをかいてパソコンしてる、という方もいらっしゃるかもしれません。
・・・私は、しっかり腰をやられてしまいました。
もうね、パソコン作業が苦痛で仕方なくて、座っていられないんです。
そして、そんな状況をなんとかすべく、見つけたのが腰痛対策の椅子「バランスシナジー」でした。
今回は、バランスシナジーを購入した決め手や、実際に使用してみた感想をご紹介します。
結論から言うと、
40代からの健康維持に、椅子、めっちゃ大事です。

テレワーカー、腰を痛めるの巻
私は、新型コロナウイルス感染症対策としてテレワークが推奨され始めた頃より少し早く、2018年頃から在宅勤務をしていました。
ただし在宅勤務の1、2年目はフルリモートではなく、週の半分くらいは出社するなどこまめに身体を動かす機会があり、家で座って仕事をやりっぱなしという状況ではありませんでした。
その後、2020年3月頃にコロナ対策により出社NGとなったことをきっかけに、私は毎日フルリモートで在宅勤務をする完全テレワーカーになりました。
そんなある日のことじゃった。
完全テレワーカーになって1ヶ月ほど経った頃、眠れないほどに腰が痛くなったのです。
もともと仕事用に使っていた椅子は、ニトリのダイニングチェア。
お手頃価格とそこそこおしゃれなデザインが気に入っていました。
週3日程度の在宅勤務なら、このパイプ椅子で問題なかったのですが、毎日8時間以上座る設計にはなっていないようで(ダイニングで使う前提ですからね)、驚くほどのイキオイで腰痛になってしまいました。
当時はコロナの影響でマッサージ屋さんにも行きづらい頃だったので、まずは応急処置で母からもらった長距離運転用の腰痛対策クッションを設置してみました。
これが意外になかなか腰に優しい設計で、少し痛みは改善しました。
が。
見栄えが・・・

こちらがバランスシナジーを導入する前の、私のテレワーク環境です。
ドライビングクッションはなかなか快適でしたが、見栄えがちょっと・・・。
誰も見てない家でマジメに仕事するのって、「自制心」より「アガる装置」にかかってると思うのですよ。
私にとってのトリガーは、「おしゃれで快適な仕事部屋」でした。
だったら、ずっと座ってても腰が痛くならない椅子を探そう、と「リモートワーク 椅子 おしゃれ おすすめ」で検索する日々が始まりました。

バランスシナジーってどんな椅子?
見つけたのは、臨床試験で実証された腰痛対策椅子【バランスシナジー】という、変わった形の椅子でした。
バランスシナジーは、ノルウェーの発明家と、サカモトハウスという日本の企業が研究開発した「歩くように座る椅子」です。
下がっている座面の方が、椅子の前側です。 レバーで高さの調節ができます。
台座、よく見るときちんと床についていなくて、少しすきまがありますよね。
この脚のカーブによって、自分で前後にゆるーく揺らすことができるのです。
「自分で揺らす」と書きましたが、意外にもこの椅子、とても安定していて、自分で腹筋を使って前後に揺らさない限りは、基本的に静止しています。
そこがロッキングチェアーやハンモックと違うところで、しっかり仕事に集中できる椅子という印象です。
座っていながらも歩行時と同じオンオフ運動で、自然に姿勢を整えてくれるので、腰が痛くなりにくいことが臨床実験で立証されているそうです。
背もたれがないスツール式の椅子なので少し不安でしたが、身体が自然にバランスを取ろうとするので、背筋が伸び、今のところとても快適に使えています。
(そもそも背もたれにもたれながらパソコン作業ってしにくいですしね。)

普通の椅子だと猫背になりがちですが、バランスシナジーは首や腰の角度を一定に保ち、姿勢が良い状態をキープできています。
バランスシナジーは2タイプ。カラーは5色。
バランスシナジーは写真の左側のラウンドシートと右側のスクエアシートの2タイプの座面があります。
- ラウンドシートは座面がコンパクトで、太ももへの圧迫が少ないので、女性や子供に好まれる
- スクエアシートは面積が広いので、しっかりと支えることができ、体重が分散しやすく安定する
というようなことが公式サイトや口コミサイトに書かれています。
座面のカラーは5色。どれもインテリアになじみそう。さすがハイセンスな北欧家具!
いろんな色と形、並べてみるとかわいいですね。
私はグレーを選びましたが、別売でカバーもあるので、季節や気分に合わせて気軽にインテリアチェンジできそうです。

バランスシナジーはどこで買えるの?
バランスシナジーは、公式オンラインストアやAmazon、楽天などで購入できます。
私は、ラウンドかスクエアか決めかねていたのと、4万5千円と決してお安くない買い物だったので、しっかり納得して買おうと、最寄りの取り扱い店舗で試乗して決めました。
写真ではわかりづらいのですが、実際に2つを並べて見ると、ラウンドシートの座面はかなり小さく感じます。
BIG HIP(デカ尻)に定評のある私。
お店のインテリアコーディネーターさんは
とおっしゃってましたが、何度も試して、私はラウンドでなくしっかりホールドの安定スクエアシートに決めました。
身長164cm、Lサイズ。安定のスクエアでもお尻がはみ出す私に、女性に人気のラウンドは無理でした・・・。
やっぱりちゃんと試乗してみてよかったです。
サイズの他にも、揺れの具合や椅子の高さなど確かめて(前もって自宅のデスクの高さと幅を測っておきました)、イメージを固めた上で買えたので、満足しています。
(そんなに待てん!と、私は幸運にも店頭に1つだけあった現品をいただいてきましたw)
他に気になった椅子①「バランスイージー」
オンラインじゃなくて店頭で買いたいと思った理由の2つ目が、同じくサカモトハウスが作っている座った瞬間、背すじピン!【バランス イージー】も気になっていたからです。
バランスシナジーが「歩くように座る椅子」なら、こちらのコンセプトは「立つように座る椅子」。
馬乗りの状態で座ることで、背もたれに圧迫されずに背筋が伸びて、正しい姿勢が身につく椅子です。
こちらがバランスイージーです。
おもちゃみたいな形だけど、つくりはしっかりしています。
実際に試してみると、バランスシナジーに比べて座る姿勢はかなり楽、でも膝まわりが少し窮屈という感じでした。
楽と感じたのは、膝クッションに体重を預けられるため、前かがみになって重心が安定するから。
そして窮屈と感じたのは、脚を座面と膝クッションの間に折り曲げて入れるのですが、身体が固い私にはその体勢がちょっとしんどかったから。
膝クッションのホールド感がかなりよかったので正直迷ったのですが、この椅子だと私のようなずぼらな人間はどんどん楽になろうと膝クッションに寄りかかって、猫背になりそうだったのでやめました。
縦も横もけっこう幅を取るかな。重いので持ち運びもけっこう大変です。
購入を検討される場合は、現物を見られることをおすすめします。
でも、がっしりしっかりしたつくりで安定しているので、ちょっとしたことじゃひっくり返ることがなさそうなのは安心ポイント。
座り心地は間違いなく良いので、身体の柔らかい発育中の子供向きかもしれませんね。
大人も子供も使える椅子ですが、カタログのモデルは子供でした。

他に気になった椅子②「バーテブラ03」
もう一つ検討していた椅子は、ITOKI(イトーキ)のバーテブラ03(vertebra03)で、実はこれが最初は第一候補でした。
「リモートワーク」でヒットする椅子って、業務用のでかくて黒くてごついものが多いのですが、これは『「働く」と「暮らす」を越境するワークチェア』というコンセプトのとおり、住環境にフィットする洗練された形と、ポップなのに落ち着いたカラーバリエーションがすてきです。
こちらが、とっても素敵なバーテブラ03。
にゃんこもどことなく品があるような。
でもITOKIってオフィス家具メーカーよね? どこにお店あるの?
調べたところ、店舗でなくショールームが東京と大阪にあるのですが、コロナ感染防止対応で平日9〜17時のみ完全予約制とのこと。
その時間帯は訪問が難しかったので、泣く泣く候補から外しました。
オンラインショップはありますが、6万円近い買い物だったので、ちゃんと座って決めたかったのです。
バランスシナジーのメリットとデメリット
バランスイージーを使い始めて気づいたことは、以下のとおりです。
まずは、良かったこと。
- 姿勢が良くなるので、腰痛がラクになった気がする。
- ゆらゆら身体を揺らすことで、パソコン作業に集中できる。
(貧乏ゆすりの感覚に近いのかな?) - 背もたれがないので、座った状態でこまめにストレッチできる。
- 見た目がおしゃれでアガる!
- 場所を取らないスマートなサイズなので、部屋を広く使える。
一方、これはちょっと・・・と思ったこと。
まず、
ずっと座りっぱなしだと、お尻や腰が痛くなる。
これは、私のLサイズの体重のせいが多分にあると思いますが、同じ姿勢を長時間続けたり、座りっぱなしってやっぱり身体には良くないですよね、どんな椅子を使っても。
日本人は世界で一番座っている時間が長いと、何かで読んだことがあります。
私も電車で空き席を見つけたらすぐ座っちゃいますが、東南アジアやニューヨークで電車に乗ったときは、席が空いていても立っている人をけっこう見かけました。
しんどくなる前に、こまめに立ち上がって身体を動かすことが大事だなと思います。
私はApple Watchのリング機能で、1時間ごとに届くスタンド通知を目安にしています。
次に、
あくまでも集中作業用の椅子なので、リラックスはできない。
集中してパソコン仕事を行ったり、書き物をしたりする分には良いのですが、くつろいで読書をしたり、じっくり考えごとをしたり、というシーンには合いません。
バランスシナジーは、背筋を伸ばして、腹筋を使って座る椅子なので、リラックスはできない椅子です。
まあそもそも、そういう目的で作られていないのですが。
最後に、
お値段が高い。
これは使い始めではなく、購入前の懸念事項でした。
販売元との契約で、どこで購入しても価格は一律、値引きはないそうです。
ここは個人の判断によるところですが、私は
という気持ちが、値段の懸念を超えたので、購入を決めました。
Amazonなどの通販サイトには、似たような商品で4分の1程度の価格の商品もありましたが、上記の通り私は「長く使う」想定だったので、ちゃんと本家を試して、買おうと思いました。
ちなみに品質保証は、なんと10年!
さすが家具の国、北欧生まれ。
今後、自分の生活スタイルが変わっても、いろんな用途で使い続けてしっかり元を取ろうと思います。
バランスシナジー、買ってよかった?
バランスシナジーを使い始めて、私はパソコン作業中の腰痛が軽減しました。
これはいい買い物だったな、と思っています。
あと、椅子を揺らしながらのパソコン仕事がはかどるのは、意外でした。
貧乏ゆすりって理にかなっているのかもしれませんね。
私は腰痛を経験してから、「健康を害すると、人生の楽しみが半減する」ということを切実に理解しました。
腰痛の苦しみを知らず、「たかが腰痛でしょ」と思っていた頃の私を叱ってやりたい。
腰痛は万病の元。
腰をかばって足や膝に負担が出たり、お腹の調子もいまいち良くなくなったり、そうなるとどこかに出かけたり何かをしたりするのもおっくうになってしまって、太ってさらに腰痛が悪化するという悪循環で、どんどん根暗になってしまいます。
健康って、本当に大事。
40代からの後半人生を少しでも機嫌よく快適に過ごすために、これからも私はカラダメンテナンスに取り組んでいきたいと思っています。
長時間のテレワークで腰痛にお悩みの方は、参考にしていただけるとうれしいです!
sayocafe.
腰が痛くなりにくいことが実証された北欧生まれの椅子【バランス シナジー】

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