人生の100のリスト

青森で星野リゾート!「青森屋」は青森をまるごと体験できるよくばりホテル

星野リゾート青森屋

青森の星野リゾートで
ワンランク上の大人女子旅!

 

こんにちは、旅女のsayocafeです。

先日生まれてはじめて、あこがれの「星野リゾート」に宿泊してきました。

場所は、青森県

三沢市にある、ねぶたや津軽三味線など青森文化を体感できる
星野リゾート 青森屋です。

sayocafe
sayocafe
「2021年の100のリスト」に掲げていた「星のやに泊まる」「青森ねぶた祭りに行く」の2つを同時に叶えることができました!(まあ微妙に違ってますが、気にしない!)

 

 

これから青森旅行を検討していて、

星野リゾートに泊まってみたいけど、青森屋ってどんなホテル?
星野リゾートってわりと高いし、コスパ的にどうなんだろう…?

とお悩みのあなた!

 

高級リッチホテルからこぎたない安宿まで、これまで日本と世界を泊まり歩いてきた私が、星野リゾート 青森屋のお部屋、食事、温泉、アクティビティなどについて、率直に思った感想をご紹介します。

 

結論から言うと、他のホテルに比べてお安くはないので、日中は外で観光して、ホテルではごはんを食べて寝るだけ、であればちょっともったいないかもしれません。

逆に、ホテルライフを満喫したい大人の旅女にとっては、広くて気持ちの良いお部屋と超充実の施設内のサービスは、十分元が取れるお値段だと思います。

 

「出歩くのは面倒だけど、青森を満喫したい」
「季節折々の青森の祭り、郷土料理をいっぺんに味わいたい」
そんなよくばりな方にぴったりのホテルです。

 

「青森旅行で、星野リゾートに泊まるのってどうかな?」と考えているあなたの参考になれればうれしいです!

 

sayocafe
sayocafe
青森県にあるもうひとつの星野リゾート「奥入瀬渓流ホテル」とこちらの「青森屋」を連泊するはしご旅をしてきました。
雰囲気の違う2つのホテル、どちらも魅力的でした!
奥入瀬渓流ホテル
青森で星野リゾート!「奥入瀬渓流ホテル」は大人の女子旅に超おすすめ青森の星野リゾートで ワンランク上の大人女子旅! こんにちは、旅女のsayocafeです。 先日生まれてはじめて、...

ワクワクがいっぱいの青森屋でハイになる!

青森屋青森屋は、もともと古牧グランドホテルという大型リゾートホテル(2004年に経営破たん)を星野リゾートがリニューアルしたホテルです。

 

青森屋の敷地はとにかく広い!

22万坪の敷地面積は、東京ドーム17個分、東京ディズニーランドの約1.5倍にもなります。

青森屋画像:星野リゾート青森屋公式サイトより

 

ホテルは本館、西館、東館の3棟、236室もある巨大施設。

館内中心部にあるじゃわめぐ広場を中心に、3棟はそれぞれ通路でつながっていて、館内で移動が可能です。

青森屋画像:星野リゾート青森屋公式サイトより

 

それでは、館内の様子をくわしくみていきましょう!

これでもかの青森づくし「じゃわめぐ広場」

青森屋青森屋は、これでもか!というくらい「青森ワンダーランド」全開のお宿。

鮮やかな灯篭が飾られ、そぞろ歩くだけでワクワクする空間です。

 

いたるところに「青森」を感じられる装飾やモチーフがあり、フォトジェニックなスポットがいっぱい!

浴衣で写真撮影している女性客もたくさんいました。

昭和レトロな雰囲気のすてきな写真が撮れそうですね。

青森屋館内の中心にある「じゃわめぐ広場」では、季節ごとにさまざまなイベントを開催しています。

「じゃわめぐ」とは、津軽弁で「気分が高揚してざわざわする」とか「祭りを前に心がぞくぞくする」という意味だそうです。

青森屋館内全体で巨大な縁日をしているみたいで、いい年をした大人も、自然とテンションが上がります!

りんごジュースと日本酒が飲み放題

青森屋青森と言えば、りんごですよね。

というわけで名物「りんごジュースが出る蛇口」を発見。

 

sayocafe
sayocafe
なにこれ、かわいい!!

残念ながら私がそこを通りがかったときは「本日は枯れました。」でしたが(その言い方もかわいい!)無料で飲み放題なので、ぜひまたリベンジしたいです。

青森屋りんごジュースのかわりに、「日本酒が出る蛇口」を発見!

sayocafe
sayocafe
ワタシ的にはこちらのほうがうれしかったりして。

 

いただいたのは青森の銘酒「陸奥八仙」。

定期的にお酒の種類が入れ替わるようで、いつ行っても新しい味を楽しめるのはいいですね。

りんごジュースと日本酒が出る蛇口は、館内中心部の「じゃわめぐ広場」にあり、スタッフの方に都度お願いせずに自分で勝手に利用することができます。

何杯も飲みたい人にはうれしいサービス。でも、酔いすぎには注意です!

ゆっくり落ち着ける「囲炉裏ラウンジ」

青森屋
ずっとお祭り気分でテンション上げてるのも、ちょっとしんどいかも・・・

そんなあなたには、本館と東館の間にある「囲炉裏(いろり)ラウンジ」をおすすめします。

ここは、無料のドリンクバーでコーヒーや紅茶をいただきながら、ゆったりくつろげる無料の共用ラウンジです。

掘りごたつ式のテーブルや、ソファーなど、静かで広いスペースには陽の光がさんさんと入ってとても明るく、居心地がよかったですよ。

デスクにはコンセントも設置されているので、リモートワークにも使えそうでした。

機能的な和テイスト!くつろぎのお部屋「あずまし」

青森屋今回私が泊まったのは、「あずまし」という2番目にお手頃なお部屋です。

「あずまし」とは津軽の方言で「落ち着く」「心地よい」という意味だそうで、その名前のとおり、ゆったりくつろげる気持ちのよいお部屋でした。

 

畳から一段高くなったところにセミダブルサイズのマットレスベッドが2つあり、さらにその奥にソファーとテーブル、その向かいにテレビ台があります。

ただし同じ「あずまし」でも、お部屋のレイアウトはさまざま異なるようです。

ベッドの向かい側にソファーテーブルがあったり、今回私たちが泊まったような寝台の上にマットレスベッドがあるタイプではなく、畳の上に直に敷くタイプもありました。

どのレイアウトのお部屋になるか、指定はできません。

青森屋浴室は普通のユニットバス(トイレ別)でした。

バスタブなしのシャワーブースタイプもあるそうですが、こちらも予約時に指定はできません。

また、半露天風呂付きの「あずまし」もあり、普通の「あずまし」の料金プラス約7,000円(2021年3月現在)になります。

青森屋お部屋には青森の伝統工芸品「八幡馬」が飾られていました。

「あずまし」と「えんつこ」迷ったらどっちにする?

私が泊まった「あずまし」は、4名まで泊まれるわりと広めのお部屋でした。

私は夫婦で「あずまし」を利用したのですが、2人だと広々使えてそれはそれでよいものの、正直ちょっともてあます感もありました。

sayocafe
sayocafe
2名までのお部屋「えんつこ」でも良かったかな、と思っています。

 

ちなみに「えんつこ」とは青森の方言でゆりかごという意味だそうです。

青森屋公式ホームページの写真を見ると、ゆりかごと言うだけあって「えんつこ」は広くはなさそうですが、藍色が美しいお部屋で、価格も一番リーズナブルです。

青森屋画像:青森屋公式サイトより

 

お部屋の広さは「えんつこ」のほうが「あずまし」より畳6枚分ほど狭いようです。

とは言え、「えんつこ」も「あずまし」も価格差は2,000円程度(2021年3月現在)と大きな差はありませんし、ベッドの大きさも同じです。

 

なので、どちらのお部屋にするか迷ったら、見た目と広さの好みで決めちゃいましょう!

 

「えんつこ」も「あずまし」も和テイストで機能的という良さは変わらないので、一人もしくは二人旅でお部屋に広さを求めないという方であれば「えんつこ」、三人以上の旅または広々した空間がお好みの方は「あずまし」がよいのではと思います。

 

どうせ泊まるならゴージャスにいきたい!というあなたは、1室限定、ねぶたの迫力で寝かせない客室「青森ねぶたの間」をためしてみてください!

sayocafe
sayocafe
シャレのわかる人と一緒に泊まってくださいね。一人旅だときつそうですが、一周まわってアリかもしれません!

青森の郷土料理が楽しめる「のれそれ食堂」

青森屋旅の楽しみと言えば、その土地ならではのおいしい料理ですよね。

「のれそれ食堂」では、ビュッフェスタイルで青森の郷土料理や地酒(別料金)を楽しむことができます。

青森屋割烹着姿のお母さんが目の前でホタテやお肉を焼いてくれるライブキッチンもあり、まるで屋台村のようでわくわくしてきます!

「のれそれ食堂」は、星野リゾートになる前は、昭和型のホテルによくある大宴会場だったのでしょうね。

会場のつくりがその頃の面影を残していましたが、チープでネガティブな印象はなく、うまく「青森のテーマパーク」というコンセプトに寄せてきたなあという感じです。

 

実は私、「まあ、ビュッフェだしね」と、お食事はそんなに期待していなかったのですが、実際はかなりおいしかったです。

ホタテの網焼き、にんにくの揚げたての天ぷら、イカメンチ、せんべい汁に、磯ラーメン。そして青森といえばはずせない、りんごのスイーツたち・・・!

 

老若男女楽しめるお料理のラインナップでしたが、特に男性が好むようなものが多かったかもしれません。

私のダンナ(40代)は、同じく青森の星野リゾート「奥入瀬渓流ホテル」よりこちらの「青森屋」のお食事がお好みだったようです。

青森屋正直「この時代にビュッフェスタイルはどうかな…?」と少し心配していたのですが、しっかり新型コロナウイルス感染拡大防止対策が取られていて、安心してお食事を楽しめました。

お料理には飛沫防止のアクリル製カバーが設置されており、それぞれのお料理もスペースに余裕をもって設置されていたので、他のお客さんとぶつかりあうようなことはありません。

 

青森屋お食事の席も半個室のように区切られていますし、テーブルや椅子は抗ウイルス・抗菌効果のあるコーティング剤が塗布されています。

食べ終わった食器はその都度スタッフさんが交換してくれて、いつも清潔なものを使うことができました。

飲み足りないなら、お酒バー「ヨッテマレ酒場」

青森屋こちらは青森の美味しい地酒を楽しめる「ヨッテマレ酒場」

残念ながら私が宿泊した2021年2月は、営業を中止していました。(2021年3月現在も営業中止中)

青森屋このザ・昭和の懐かしい雰囲気、縁日やお祭り感が出てていいですね。

提灯の明かりに照らされて、ここで地酒を心ゆくまで飲みたかったなあ。

というわけで、お隣りのおみやげ屋さんで青森の地酒とにんにくチップスをゲットして、部屋飲みしましたよ!

ハイテクと伝統が融合したお風呂「浮湯」

青森屋こちらは大浴場の「浮湯」です。

まるで「千と千尋の神隠し」の世界観! お風呂までエンターテイメントですね!

超便利!スマホで大浴場の混雑状況がわかる

ホテルの大浴場って、うっかりお風呂が混んでる時間帯に行くと、がっかりしちゃうのよね。

せっかくのお宿の大浴場、どうせなら空いている時間を狙ってお風呂を堪能したいものですよね。

 

青森屋では、その場に行かずとも大浴場の混雑状況がわかる、とっても便利なシステムを導入していました。

なんと、スマホから専用のQRコードでアクセスすると、事前に混雑状況を確認できるんです!

このシステムのおかげで、お部屋とお風呂を行ったり来たりするストレスがなく、混雑の少ない時間帯を狙って、お風呂に入ることができました。

 

sayocafe
sayocafe
このシステム、ぜひ全国の温泉宿に導入してほしいです!!

こちらの情報は、宿泊者のみが確認できるように制限がかけられていて、不特定多数に情報が漏れることはないそうなので、安心ですね。

冬限定!「ねぶり流し灯篭」を眺める絶景雪見露天

そして、このお宿のワタシ的ハイライトは、露天風呂でした。

大浴場の入口は千と千尋的エンターテイメント感があったものの、脱衣場や内湯に進むと、わりと普通というかシンプルな感じのつくりだったので、「まあこんなものか」と思っていたのです、

 

が、しかし!!

 

気を抜いた状態で、ガラリと外湯に続くドアをスライドすると、そこには・・・・!!!

 

 

青森屋画像:青森屋公式サイトより

 

なんということでしょう。

雪の露天風呂に輝くねぶたの山車と無数の小灯篭・・・!

 

山車と灯籠は湯船の周りを取り囲む池に浮かんでいて、湯船が池にエタニティープールのように張り出しているので、まるで自分も灯籠と一緒に浮かんでいるような、幻想的な気分になります。

sayocafe
sayocafe
ああ、なんて贅沢なひととき。
生きててよかった…。

 

こちらの絶景雪見露天でねぶたを堪能できるのは、12〜3月の冬季限定。

そして4〜5月の春には、桜色の津軽びいどろの灯りが浮かぶ夜桜湯あみが楽しめるそうです。

秋の紅葉シーズンもきっと美しいでしょうし、1年中あきない露天風呂、外だけでなく中も最高なエンターテイメントでした!

施設内外のアクティビティも充実

館内いたるところ、お部屋もお風呂もお食事も「ザ・青森」のエンターテイメント祭りの青森屋。

まだまだ祭りは続きます。

青森のお祭りをつめ込んだ無料の「青森四大祭り」ショー

青森屋毎晩館内で開催している「青森四大祭り」ショー

津軽三味線の民謡や、青森の4つのお祭りのお囃子とねぶたを一度に鑑賞できる、約40分間の無料のショーです。

入場は当日予約制なので、チェックイン時にフロントでお申し込みをお忘れなく。

ショーの終わりに、希望者はねぶたの前で写真撮影ができますよ。

 

青森屋四大祭りとは、有名な青森ねぶた祭の他、弘前ねぷたまつり、八戸三社大祭、五所川原立佞武多、の4つのお祭りのことです。

冬が長い青森の人にとって短い夏は祭りの血が騒ぐのでしょうね。

お宿の若いスタッフさんたちが、健気に「ラッセラー、ラッセラー」と太鼓や笛を演奏してくれて、仕事終わりにみんなでサークルのように練習しているのかしら、なんて想像すると、ちょっとうるっと来てしまいました。

 

この他にも、朝の「津軽弁ラジオ体操」やじゃわめぐ広場での「ホタテ釣り」(有料)など、さまざまな催しがおこなわれていて、とにかく楽しさいっぱいの青森屋でした。

ねぶた雪灯りと岡本太郎のコラボレーション

青森屋お宿の外でも「ザ・青森」エンターテイメント祭り。

こちらはホテルの敷地内にある広大な公園で催されていた冬季限定の「ねぶた雪灯り」です。

 

青森屋画像:青森屋公式サイトより

上の写真が、青森屋の公式サイトのトップページなのですが(2021年3月現在)、実は私、この写真を見て「青森屋に泊まりたい!」と思ったんです。

そして、写真の奥にある茅葺きの建物、あれこそがお宿だろうと勘違いしていたのですが。

 

青森屋

 

sayocafe
sayocafe
TAROって書いてる・・・?!

 

そう、この茅葺きの建物は、天才 岡本太郎氏が看板を書いた「古牧浮見堂」という小さな神社だったのです。

こちらでは、和装結婚式を挙げることができるそうですよ。

他にも園内には岡本氏の作品がいたるところに展示されていました。

 

同じく青森の星野リゾート「奥入瀬渓流ホテル」の岡本太郎氏作の巨大暖炉は有名ですが、青森屋でも彼の作品に出会うとは、勉強不足ながらも驚きでした。

奥入瀬渓流ホテル
青森で星野リゾート!「奥入瀬渓流ホテル」は大人の女子旅に超おすすめ青森の星野リゾートで ワンランク上の大人女子旅! こんにちは、旅女のsayocafeです。 先日生まれてはじめて、...

ちなみにこちら、「古牧温泉渋沢公園」という名称の公園なのですが、2021年大河ドラマの主人公、新1万円札の肖像画に決まった渋沢栄一氏ゆかりの公園で、以前は園内に渋沢氏の邸宅があったそうですよ。

sayocafe
sayocafe
なんてタイムリーなの!

 

以上、青森県にある「星野リゾート 青森屋」をご紹介しました。

「星野リゾート、興味はあるけどお値段が高いし、どうしようかな・・・」

と思っている方、多いんじゃないかと思います。

 

私もずっとそう思っていて、今回はじめて星野リゾートに泊まってみたわけですが、「これは納得のお値段だな」というのが率直な感想です。

 

青森ってなにげに広くて一度に名所を周りきれないし、春の桜まつり、夏の四大祭り、秋の紅葉、冬の雪見露天など1年中楽しみたいイベントが盛りだくさん。

とは言え、立地的に青森に頻繁に行ける人ってそんなに多くないですよね。

 

そんな旅のジレンマを解消するのが、この青森屋なんだと思います。

青森屋は、観光名所こそないものの、施設そのものが観光名所、まさに「青森ワンダーランド」と言えるお宿です。

 

どこに出かけずとも楽しい、いや、むしろ一日中館内で過ごしてほしい。

ホテルの中にいるだけで、青森の魅力が満喫できるなんて、本当によくばりで最高のホテルだと思いませんか?

 

このブログが、星野リゾート 青森屋に泊まろうかと検討されている方の参考になれば、うれしいです!

 

sayocafe.

ブログランキングに参加しています。
下のボタンをクリックしてくださると、とても励みになります!

にほんブログ村 ライフスタイルブログ 40代の生き方へ
にほんブログ村

ABOUT ME
sayocafe
20年間の会社員人生を卒業後、2つ目の人生を探す40代専業主婦です。 社会派ブロガーちきりんさんの「2つ目の人生を40代からはじめよう」というコンセプトに共感するアラフォー女性に向けて、人生後半戦の楽しみ方を発信します。