こんにちは、40代 元人事のsayocafeです。
このブログでは、「2つ目の人生を40代からはじめたい」と考えているアラフォー女性に向けて、元人事の経験を活かして、これからの女性の働き方や人生後半戦の楽しみ方を発信しています。
さて今回は、「不安に強くなる方法」についてご紹介したいと思います。
やりたいことがあったり、何かにチャレンジをしたいと思ったりしたときに、それが初めてのことだと、不安になってなかなか一歩目が踏み出せず、時間ばかりが経っていく・・・。
そんな経験、ありませんか?
新しい世界に飛び込むときは、誰だって臆病になります。
では、不安なまま何もしなかった人と、不安に打ち勝って新しいことを始めた人の差とは、いったい何でしょうか?
不安に打ち勝つ方法は、強靭な身体能力や精神力などではありません。
不安に強い人とは、不安を遠ざけ、冷静に状況を見極めることができる人です。
そしてこの4つのステップの実践が、不安に打ち勝ち、不安に強い心を作ることにつながります。
- ネガティビティバイアスに気づく
- 不安を言葉にする
- とりあえず動いてみる
- 失敗をパターン化する
それでは、ひとつずつ見ていきましょう。

不安に勝つ方法1:ネガティビティバイアスに気づく

不安に打ち勝つ方法の1歩目は、私たちが持っている「ネガティビティ・バイアス」に気づくことです。
ネガティビティ・バイアスとは、ポジティブな情報よりもネガティブな情報を信じたり、良いできごとよりもイヤなできごとに対して強く反応して細かい部分までおぼえていたりする傾向のことです。
たとえばSNSで投稿したあなたの意見に、100人がいいね!と言ってくれても、1人に批判的なコメントをされると、その批判ばかり心に引っかかってしまうことってありませんか?
もともとこのネガティビティ・バイアスは、私たち人間が進化の過程で、自分の命を守るために身につけた自己防衛本能です。
私たちの先祖は、たとえば狩りの最中に熊に襲われて命の危険を感じた体験や感情を強く記憶することで、また同じ目に合ったときに、危険を察知して逃げて身を守ってきました。
かつて人間が生きるために必要だったネガティビティ・バイアス。
私たちにもともと備わっている性質とはいえ、不安を遠ざけ、新しい挑戦をしたいときには邪魔になるもの。
だから、不安に打ち勝つための一歩目は、
と、気づくことから始まります。
大多数はポジティブな意見なのに、少数のネガティブな意見を必要以上に気にしてしまっていませんか?
できる理由はたくさんあるのに、できないたったひとつの理由を見つけて、やっぱりやめようとあきらめていませんか?
そんな弱気虫が出てきそうになったら、
と、自分に言い聞かせてみてください。
あなたがその情報をどう解釈するかによって、その後あなたが見る世界は変わるのです。
神経心理学者が指南する
ネガティビティバイアスの超え方
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不安に勝つ方法2:不安を言葉にする

「ネガティビティ・バイアス」の罠に気づくことができたら、次はその不安やネガティブ思考を言葉にしてみましょう。
不安に打ち勝つ方法の2歩目は、「不安を言葉にする」です。
そもそも私たちは、なぜ「不安」を感じるのでしょうか。
私たちが不安を感じる理由は、「何が不安かわからないから」。
私たちは、何が不安なのかわからないから、不安になるのです。
ちょっと禅問答みたいですが・・・。
実はこの「何が不安かわからないから、不安になる」というメッセージは、私がある女性起業家の方にかけていただいた言葉なんです。
会社員からフリーランス、その後自分の会社を立ち上げたその女性に、私は
「会社を立ち上げようと思った時、失敗するかもという不安はありませんでしたか?」
「どうやってその不安を乗り越えたんですか?」
とたずねました。
するとその方は、答えました。
「いえ、不安は感じませんでした」
「何が不安かわからないから、不安になるんじゃないかな」
そしてその女性起業家の方は、
「自分は今何に不安を感じているのか、すべて書き出してみれば、気持ちが落ち着いて、やるべきことがわかるよ」
と教えてくれました。
不安に打ち勝つためには、その不安やネガティブ思考を言葉として外に出すことが大切です。
もやもやした不安は、言ってみれば糸がからまっている状態。どこから手をつければいいかわからないからどんどん不安になります。
だから、その糸がこんがらがった状態、いろんなもやもやが混ざり合った感情から、ネガティブな考えを切り離し、否定的な感情に巻き込まれないようにするために、自分の不安を言葉にする必要があるのです。
そして、いったん言葉にした「不安」は、すでにネガティブな「不安」ではなく、取り組むべきポジティブな「課題」に転化します。
だからどんどん不安を言葉にしましょう。
繰り返します。
人は、何が不安なのかわからないから、不安になります。
何が不安なのかわかれば、それは不安ではなくなるのです。
やりたいこと、不安なこと、好きなこと、悩んでいることを全部、お気に入りの手帳に書き出してみてくださいね。
自分らしく生きたい人に
「人生を編集する」手帳EDiT
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不安に勝つ方法3:とりあえず動いてみる

不安に打ち勝つ方法の3歩目は、「とりあえず動いてみる」ことです。
はい、そうですよね。
でも、それでも、とりあえず動いてみてください。
いきなり大きなことを始める必要はないんです。
仕事や勉強など、将来につながるような立派なことでなくてもかまいません。
それこそ、ちょっとしたストレッチや散歩など、軽く体を動かすレベルで大丈夫です。
不安になったり落ち込んだりイライラしたときに体を動かすと、気持ちが切り替わって前向きになれるということ、ありますよね。
体を動かすことで、自律神経のバランスが整い、メンタルが強くなることは、科学的にも証明されています。
メンタルが強い人とは、気持ちの切り替えスイッチを押すのが上手な人のことです。
そして、気持ちの切り替えスイッチは自分の体の中にあって、体が動くとスイッチが入る仕組みになっています。
だから、まずは軽く、動いてみましょう。
散歩するもよし、音楽に合わせて踊ってみるもよし、新しい料理に挑戦したり、行ったことがないところにでかけてみたり、着たことがない色の服を探しに行ったり、何でもいいんです。
動いていればその間は不安を感じることはありません。
そしてセロトニンやドーパミンなどの幸せポジティブホルモンが分泌されて、前向きな気持ちになれるはずです。
科学が証明した、折れない
メンタルのためのストレッチ
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不安に勝つ方法4:失敗をパターン化する

不安に打ち勝つ方法の4歩目、最後は「失敗をパターン化する」ことです。
あなたは、不安に打ち勝つための1歩目で「自分は今、ネガティビティ・バイアスの罠に陥っている」と気づき、2歩目で「不安を言葉にする」ことでネガティブな感情を切り離し、3歩目で「とりあえず動いてみる」ことで気持ちの切り替えスイッチを押してポジティブな思考状態になっています。
そして最後は、その良い状態をキープするために、どういうときに失敗するのか、何が原因で失敗するのかというパターンをはっきりと認識しておく、というフェーズです。
もし自分の失敗パターンを把握できていれば、何かをやろうとしたときに「失敗しないかな?」といたずらに不安を感じることがなくなります。
メンタリストDaigoさんは著書「運は操れる」(マキノ出版)の中で、「失敗ノート」というものを紹介しています。
チャーリーさんはこの失敗ノートに、他人の失敗やしくじったニュースを書き留めて、新たな挑戦をするときに必ず見返しているのだそう。
自分がこれからやろうとしていることを、過去の他人の失敗事例に照らし合わせると、失敗する可能性をぐっと減らせます。
また、もし自分が挑戦をやめようとしたとき、この失敗ノートにその失敗事例が載っていなかったなら、それは自分の無意味な不安のための撤退だと気づくことができるのです。
不安に打ち勝つには、失敗をパターン化してきちんと認識し、同じ過ちを繰り返さないこと。そしてその失敗パターンに当てはまらないものは、どんどん挑戦すること。
効率よく失敗をパターン化するために、失敗ノートをつけてみるのもよいかもしれませんね。
科学的な方法で「運を操る力」
を手に入れるテクニック
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何が不安かわかれば、不安はなくなる
以上、不安で新しいことに挑戦できないという方に、不安に強くなり、不安に打ち勝つ方法をご紹介しました。
新しいこと、やったことがないことに不安を感じて動けなくなるのは、あなただけではありません。
不安を感じるのは、人間が生きるための生存本能だからです。
だから、どうか不安になったり、それで一歩目が踏み出せない自分を責めないでください。
そして失敗に強くなるための4ステップにひとつずつ取り組んで、スモールスタートでも何かを始めるあなたを、私は心から応援したいです。
一緒にがんばりましょう。
sayocafe.
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